星宙を詠う《ソラウタ》

ホロスコープの読み方、メール鑑定、惑星擬人化小説を更新中。

リアル・プラネット第1話「出逢い」

こちらは惑星を擬人化した小説です。
地球人女性ガイアが魂の望みを叶えていくために奮闘するお話です。
無料公開していくことにしました。

更新は不定期です。




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アース・ガイア(地球人)「願いが・・・叶わない・・・」

サターン・クロノス(土星)「何か、お悩みか?」

ガイア「私には望みがあるんです。だけど、叶った試しがなくて。」

クロノス「ほぉ。それは本当に望んだ願いかな?」

ガイア「?・・・本当に望んだ願い?」

クロノス「そうだ、君が自ら望んだ願いかな?」

ガイア「もちろん!もちろんそうですよ!」

クロノス「ならば何故叶わない?本当に望んでいるのだろう?・・・聞くが、何を願っているのか?」

ガイア「えっと、、好きな仕事したいですし、遊びや旅行に行ったりするお金も欲しいですね!出来れば結婚もしたいし・・・」

クロノス「待て。」

ガイア「え?」

クロノス「待て待て。望み過ぎ!!」

ガイア「・・・え?どういうことです?」

クロノス「それはあくまでも君が住んでいる地球上での願いだろう?本当の望みとは'魂の望み'だよ。」

ガイア「た、たましい!?」

クロノス「君が地球に降りてくる時に、地球でやろうとしていた望みがあるはずだ。」

ガイア「そんなの、、覚えてないです(汗)」

クロノス「少しは考えなさい。心当たりは本当にないのか?」

ガイア「んー・・・そう言われましても・・・。」

クロノス「小さい時に夢見たこととか。妄想でもいい、どんな環境で暮らしたかったのかとか。」

ガイア「うーん・・・好きな人達と、好きなことをしていたかった、かなぁ。」

クロノス「では、それで!」

ガイア「はっ!?それで!って。そんな些細なこと・・・。」

クロノス「では聞くが、そんな些細なことが叶っているのか?今現在。」

ガイア「・・・いや、あんまり。仕事もお給料がいいからやっているだけであんまり好きじゃないし、人間関係は悪い人達はいないけど生涯共に生きたいかと言われると何か違うし・・・。」

クロノス「30年も生きてきて、'そんな些細なこと'も叶えられなかったのか君は。」

ガイア「うっ・・・」

クロノス「魂の望みというのは実にシンプルだ。魂の使命や目的なんぞ、こぞって追い求める奴らがおるが、そんなものでさえ手段に過ぎぬ。」

ガイア「でも、そういうのあった方が生きやすくなると思いますし、能力がパァッと開花したりして、奇跡とか起きたりして・・・」

クロノス「愚か者が!」

ガイア「ひっ・・・!」

クロノス「バカなのか君は。それもあくまで魂の望みを叶えるための手段なのだよ。君の魂の望みにそういう特別な能力というのは必要なのか?」

ガイア「い、いやそういうわけでは・・・」

クロノス「そういうのを追い求めたり、自分の能力を特別なものだと言いふらして、他人の評価を得て満足しているうちはまだまだ未熟だね。
魂の望みというのは社会的成功なのかね?」

ガイア「私の場合はそうじゃないです・・・。」

クロノス「それが本当の望みの奴らもいるのはいるがね。社会的成功だけで満足するようじゃなぁ。。。本当に人間とは子供だな。」

ガイア「(さっきから超怒られてる!!)す、すみません・・・。」

クロノス「して、君の魂の望みを叶えるためにまずするべきことは?」

ガイア「するべきこと?シンプルにすれば叶うのでは?」

クロノス「君は、本当にバカなのか?それは天然か?」

ガイア「すみません(涙)」

クロノス「まず、魂の望みに対して邪魔なものは何だ?君のためになっていないものは?」

ガイア「邪魔なもの・・・?私のためになっていないもの?」

クロノス「いいか。仕事もお金も誰が用意しているのか考えなさい。」

ガイア「えーっと、社会?」

クロノス「社会とは?何で形成されているのか?」

ガイア「社会とは・・・人間?です?」

クロノス「何だ、少しは頭回るのか。」

ガイア「(これはもしや!褒められた!?)あーえと、ありがとうございま・・・す?」

クロノス「そう、人間だ。君の望みは'好きな人達と好きなことをする'だったが、それもつまりは人間関係が一番重要だということだ。お金の縁も仕事の縁も全ては人間がもたらしてくるのだ。ならばまず、整理すべきは人間関係だ。」

ガイア「た、確かに。でもそう簡単にいくのかなぁ?」

クロノス「簡単にするのか複雑にするのかは君次第だ。そしてその人間関係は'本物'でなければならない。」

ガイア「ほ、本物・・・ゴクリ」

クロノス「もちろん君がやりたいことも本物でなければならない。君の本当のスキル(能力)と本当の人間関係が揃って初めて、君の望みは実現されるだろう。」

ガイア「先生!ビシィ!質問です!」

クロノス「何だ?」

ガイア「本物の基準が分かりません!ビシィ!」

クロノス「確かに。まぁそうだな。君はホロスコープというものを知っているか?」

ガイア「ホロスコープ?あ!万華鏡のことですか?」

クロノス「それはカレイドスコープだ!!お前のバカさはわざとなんじゃないのか(汗)その言葉結構難しいぞ!」

ガイア「???」

クロノス「まぁいい。ホロスコープとは星々のメッセージを記した羅針盤だ。」

ガイア「メッセージ・・・羅針盤。」

クロノス「そうだ。我々惑星はホロスコープを使って君達にヒントを与えているのだよ。」

ガイア「ほほう。そこにはどういうメッセージが?」

クロノス「君が自分で解釈するのだよ。もちろん我々がサポートしよう。」

ガイア「え!私が?出来るんですか?」

クロノス「誰でも出来るよ。知識さえあればね。まぁでもその前に。」

ガイア「?」

クロノス「祈れ。」

ガイア「は?」

クロノス「まず祈れ。君の魂の望みを純粋に。ただひたすらに。何の曇りも陰りもなく。ただただ強く祈れ。」

ガイア「祈る・・・。」

クロノス「そこからがスタートだ。必ず実現させてやるのだ!と強く決意しなさい。魂の叫びをただただ素直に聴きなさい。」

ガイア「絶対・・・実現させてみせる!私の望みは好きな人達と純粋に好きなことを楽しめる世界に生きること!私、現実を変えてみせる!!」

クロノス「そうだ、それでいい。」


ガイアの前に突然現れたクロノス。
果たして彼女は魂の望みを実現させることが出来るのでしょうか?

 
~続く~